こうこうのはなし つづき
前回に続いて、むかしばなし
無気力に悩まされた地獄の高校生活
中学生の頃はまだましだった学力も高校では通用せず、時間という時間は睡眠と音楽に吸われた
テストは追試がセットのようについてきて、挙句の果てには補習なんかもあったっけ
「真面目に学校来てるのにこの成績はありえない」
って三者面談で言われたっけ
そうだね毎日頑張ってあの坂上って登校して授業受けてあの評定だもんね
課題はみんなのように決まった時間には出せなかった
授業中にあてられてもうまく答えられなかった
好きな教科などない、学校自体消えてしまえって考えてた
頑張って勉強しようとした、あの時好きだった数学も嫌いになっていた
家で勉強ができなくなっていた
シャーペン持つだけで涙があふれてくるぐらいには精神がおかしくなってた
こんなの逃げたいだけでしょってみんな言ってたけどそうだよ
その精神の状態で3年になり、崖っぷちを楽しんでた
でも夜が肌寒くなってきて、永遠の生活を疑うようになった
このままこのままって信じてたら2019になって
センターはごみだった、すばらしいごみ
なんとか滑り止めに受かったのはよかった、ほんとうに
そしてこうこうを卒業をした
部活は1年もたなかったし何も得たものがない高校生活
でもどうでもいい話、いまの恋人は高校で出会ったから、
その人に出会うためのこの苦痛続きの高校生活だったんか…