淡い記憶にマドラーを

音楽とか日常書いてます。意識を融解させながら読んでください。

2018/09/28の日記

今日は朝からまあまあの天気だった。この頃雨が多かったので少しでも晴れていると少し心がざわついてしまう。「今日は傘いらないよ。自転車で行きなよ。」雨の日の登校時、レインコートを着て自転車に乗ることを嫌う私のために母は車を出してくれる。生返事を返しつつ内心雨降ってくれないかななんて思ってしまっている。ゴミ人間ですな。

 

結局バタバタしていて今日はまあまあの天気だったが車で送迎してくれることになった。偶然にも車内のラジオではBUMP OF CHICKENが流れはじめた。このなんとも言えない車内の雰囲気を少しでも和ませるかのように藤くんの声が響く響く。そんなこんなで最近は自転車に乗ることが減っている。そのせいで自転車のリング錠鍵穴が錆びて鍵が開きにくくなり、近くの自転車屋に行って2000円程度のボタン式のリング綻に先々週に付け替えてもらったばっかりだ。頑張って早起きになって朝の余裕が欲しい。何か架空の用事でも作って早起きしている方がまだマシ。

学校に着く。長袖を着ている人と半袖を着ている人を同時に見れる季節というのも私が秋が好きな理由。まあ秋より冬の方が好きだけど。『男子は寒くないのかなあ』とか思いつつ私はシャラシャラのジャケットでぬくぬくしていた。

古典の時間、少人数クラスなので前に出て古文の説明をするということがあった。じゃんけんで勝ってしまってやることになった。土佐日記の説明。でも私は土佐日記の作者の紀貫之のユーモアというか洒落の連発具合が大好きなので何も苦ではなかった。男女関係のドキドキ話より面白い話の方が私は好きだ。無論、私はテレビを見るならドラマよりバラエティ派。(特に深夜とかにやってる意味の無い雑談系)(水どうとか)土佐日記にある洒落の説明の際に、黒板に馬をかく必要があった。先生に「絵、得意でしょ?」と言われたが、紙と黒板じゃ訳が違うんすけど。白いチョークで指を白くさせながら適当に馬を描いたら下手すぎて笑いが起きた。いや、本当に黒板に絵描くのムズいから。

今日を生きてて1番心拍数が上がった瞬間は、日本史の教室移動中の事だった。たまたま友達と歩いていたらすぐ右隣に好きな人が歩いていた。クラスも行先も違うが、途中まで同じなのだ。『ファーーー』と叫びそうな喉を抑えて彼の今日の服装を見てみる。落ち着けない。彼は比較的黒い服が多い。今日も黒だった。ゆったりとした七部丈の黒ズボンに黒いソックスを履いていた。吐血しそう。カッコよすぎる。黒い忍者みたいな足元だった。彼は小柄だがいつも黒基調なクールさ。やばみ。叶う気がしないけれど可能性を0にしたくないからいつも追っかけては目を逸らし続けている。見れたのは横顔だったけれど、ぶつかりそうなぐらいそばにいれたから今日は及第点。

放課後になって、私はある決断をしていた。好きな人のクラスメイトの友達に、好きな人のことについて話す。いや、ただその人には彼と話すためにはどうすればいいか聞くだけなんだけど。隣のクラスを覗く。相談相手は見当たらない。目に入ったのは好きな人が机を持ち上げて運んでいる姿だった。彼はリュックを背負ったまま掃除をしていてよっぽど早く帰りたいのか、別の場所に行きたいんだなと思った。相談相手の友達に聞けば相談相手はもう帰ったらしい。「なんかあったの?」ときかれたがスラスラと好きな人がいるからなんて言えるはずもなく、「いや、だったらなんでもないよ」とか意味ありげな返答をして、私は元の教室に戻った。今考えて思うのは、その時相談相手がいても二人きりで語れる場所がないのでそういうシビアな話ができるはずがなかったということだ。個室が欲しい。

そういう訳で放課後の予定がなくなったので教室で次回の英語の時間のための解答を練りに練っていた。一緒に墓に入りたいほど役になっている電子辞書を駆使してなんとか単語と単語を繋げる作業。これになんの意味があるのかなって聞かれてもこれまた生返事してしまうだろうな。教室には私を含め8人ほどいた。教室でなくとも廊下や自習スペースでも勉強はできるので事実居残っているクラスメイトはそれの倍はいたことだろう。家に帰ったら寝てしまう、だから学校で勉強する。授業の延長線上、助走をつけ走り続けたまま幻の8限目へと突入する。大気圏再突入的なロマンを私は感じるけど周りの7人はこれっぽっちも気にとめていないんだろうな。まあ確実に言えることはただの勉強好きではなく、このいつもの風景でいつもの机で勉強できるこの環境の良さが理由だろう。あと先生とも相談出来る。学校はやはり学ぶ校舎だった。


f:id:noclr:20180928223956j:image(電灯のある帰り道)

1時間程度勉強した後、帰りは友達とバスに乗った。席が空いていなかったのでしょうがなく手すりにつかまり、揺れる揺れる。運転席が目の前にある。ミラーに自分の姿を見つける。運転手のおじさんは慣れた手つきでレバーを右に左に手前に奥にくるくるさせている。すごい感覚だなあとか思いつつふと窓を見ると、外側にいたと思われる黒い蛾が内側にいたことに気付く。「虫取り網さえあれば取れるのに」と私は呟く。友達は困った顔をしていた。でも蝶って色々粉つくやん、やっぱ網あってもだめだ。